配送時のCO2排出量実質ゼロへ向けた取り組みを開始しました - LA VIE STELLA

配送時のCO2排出量実質ゼロへ向けた取り組みを開始しました

弊社では環境保全活動の一環として、配送時に排出されるCO2をカーボンオフセットし、CO2の排出量を実質ゼロにする取り組みを開始します。

 

お肌にも地球にも優しい化粧品会社として、わたしたちにできること

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株式会社ラヴィステラは、これまで、無農薬のハーブを原料に使用すること、天然由来100%にこだわることで、お肌に優しいだけでなく環境にも優しいことを理念に掲げて参りました。
その活動の一環として、配送時のCO2排出量に応じてカーボンオフセットの取り組みを開始いたします。

神聖な地球の恵みである植物を扱う立場として、ただ当たり前に消費し続けるのではなく、動植物たちへ心からのリスペクトと、彼らがこれから先もずっと存続していけるよう、今後も豊かな自然と動植物を守っていく取り組みを行なっていく所存です。

 

 

カーボンオフセットとは、大気中の二酸化炭素の量を削減することで、別の場所で増加した温室効果ガスを相殺すること

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カーボンオフセットは、大気中の二酸化炭素の量を削減することで、別の場所で増加した温室効果ガスがもたらす最終的な影響を0にすることです。

たとえば、トラックが1kmで二酸化炭素を100 g排出し、森林保護のアクションによって大気中の二酸化炭素を100 g削減したとします。
トラックが1km移動するごとに森林保護をサポートするカーボンオフセットを1つ購入した場合、大気中の二酸化炭素のレベルは同じままとなります。

 

 

アマゾンの熱帯雨林で行われているJarí Para Forest Conservationプロジェクトへの寄付

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お客様が商品ご購入時に、アプリ「Offset」で配送距離からCO2排出量を自動計算し、熱帯雨林保全活動「Jarí Para REDD+ Avoided Unplanned Deforestationプロジェクト」へ寄付いたします。

Offsetは現在、気候変動に取り組むPachamaとの「Jarí Para REDD+ Avoided Unplanned Deforestationプロジェクト」に資金を提供しています。
これは、Pachamaが監視技術を使用して検証を行う、「検証済み炭素基準」認証プロジェクトです。

弊社からのOffsetへの寄付金は、

  • 既存の森林の保護
  • 森林管理の改善によるバイオマスの改善
  • プロジェクトの進捗状況の確認

に充てられます。

 

生物多様性を守るために

アマゾン川流域に広がる熱帯雨林は、地球にとっても重要な酸素排出源で、地球温暖化を遅らせるために不可欠な二酸化炭素吸収源です。

熱帯雨林は、生物学的にとても多様性があることで知られています。
色とりどりの鳥、虫や植物や菌類など、3億種類もの動植物が生息しているといわれます。
そして、ここに生息するその多く種が地球上の他の地域では見ることができません。

 

 

一般的な排出量計算方法

 

Offsetでは、ストアのデータと業界データをピアレビュー型のモデルと組み合わせて、お届けまでに荷物が環境に放出した二酸化炭素の量を決定し、その後Pachamaと連携して、これらの排出をオフセットするための費用を決定します。

Offsetの目標は、配送に際する二酸化炭素の排出量を完全にオフセットするように徹底することであるため、データモデルで使用される値はすべて切り上げられます。

配送された各荷物について、Offsetは次のデータを使用します。

要素 プライマリ値 プライマリ値が利用できない場合
重量 発送の重量 荷物の平均重量
距離 移動した距離 (追跡データに基づく) 配送元と配送先の住所を結んだ直線距離を不確実係数で掛けた値
輸送の種類 速度と距離によって決定されたトラックまたは飛行機の炭素排出量 トラックの排出量


サポートされている配送業者から追跡番号が提供されると、Offsetは排出量を正確に計算できます。
ただし、追跡が利用可能でない場合、または配送業者がサポートされていない場合は、Offsetが推定排出量を約1.5の不確実性係数で乗算します。
これにより、すべての排出量がオフセットされるように徹底できます。

データに不整合がある、またはデータが不足している場合、Offsetは代わりに妥当な最大値を使用します。

 

※補足

  • モデルと見積もりは正確ではありませんが、Offsetは排出量を多めに見積もることで、完全にオフセットされるよう徹底しています。
  • オフセットされるのは二酸化炭素のみです。CH4、N2O、GFGなどの他の排出量はオフセットされません。とはいえ、輸送の際に化石燃料の燃焼が及ぼす気候への影響のうち、二酸化炭素はその95%を占めています。
  • 海上輸送によって注文を配送する場合は、排出量を正確に計算するために必要なデータが生成できません。代わりに、業界で受け入れられる代替方法が使用されます。
  • 現在、オフセットは配送関連の輸送で排出される量に対処することにのみ焦点を当てています。

 

 

Jarí Para Forest Conservationプロジェクトについて

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Jarí Paraプロジェクトは森林保全プロジェクトです。
それがなければ破壊されたであろう広大な森林(ルクセンブルクのほぼ2倍の大きさ)を保護することにより、潜在的な温室効果ガス排出量を削減します。

これは、今日アマゾンの森林破壊の最前線にあるREDD +プロジェクトであり、今日多くの熱帯雨林の喪失を引き起こしている皆伐の慣行を阻止しようとしています。 

このプロジェクトは、2400種以上の動植物に避難所を提供しています。

この地域はまた、何百もの農村家族の故郷として機能するため、この地域で重要な社会環境的役割を果たしています。
プロジェクトは、責任ある天然資源の探査を奨励する行動を通じて、天然資源の保全を促進し、プロジェクト活動の結果としてコミュニティの幸福を改善するための持続可能なビジネスチェーンに焦点を当てた社会経済的発展と結びついています。

 

Jarí Paraプロジェクトを行っている団体「Pachama」について

Pachama創業者

(写真:Pachama公式ホームページより)

 

Pachamaの共同創設者であるディエゴは、南アメリカのほとんどを覆う多様な熱帯雨林の先端にあるアルゼンチン北部で育ちました。
10年間海外でテクノロジー企業を設立した後、ディエゴはルーツに戻り、アマゾンの熱帯雨林に旅行しましたが、そこで彼は森林破壊がどれだけ解消されたかを見ました。
そして彼は、気候変動を解決する森林の可能性に気づきました。

ディエゴはカリフォルニアに移り、地球を保護し復元する上でテクノロジーが果たす役割について深く考えていた、アルゼンチン人の仲間で機械学習エンジニアのトーマスと力を合わせました。
二人は協力して、気候変動を解決するために自然を回復する会社を設立しました。

「Pachama」は、南アメリカの先住民の母なる地球の女神、Pachamama(パチャママ)にちなんで名付けられたそうです。

 

アマゾンの抱える問題

2019年に経済発展を優先する方針のボルソナロ大統領が就任して以来、アマゾンでは急速に森林破壊が進んでいます。

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国立宇宙研究所(Inpe)は2020年1月14日、昨年12月の法定アマゾンの森林伐採は前年同月比183%増と発表しました。
アマゾンの森林伐採は、世界経済フォーラム(WEF)の「グローバルリスク報告書」でも経済リスクとして言及されたと、14、16日付ブラジル国内サイトが報じています。

JOURNALニッケイ新聞より)

 

昨今の新型コロナウイルスによりEC事業の伸びもめざましいものがありますが、同時にわたしたち事業者は、環境へ与える影響を十分考慮していかなければと思います。
今後も弊社では環境保全への取り組みを積極的に行なっていきます。

 

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