ゾネントア社は、創業者のヨハネス・グートマンと一人のおばあちゃんとの出逢いから始まります。
グートマンは彼女からヒルデガルトをはじめとするハーブのレシピや、月の満ち欠けなどの物語を教わりました。彼の人生を変えたハーブの神秘との出会いでした。
それを機に、オーガニックのハーブでの起業を考えはじめたのです。
1988年 オーストリアのニーダーエスターライヒ州、ヴァルトフィアテルにゾネントア社を設立。
オーストリアで初めてのオーガニック認定取得企業となりました。
バイオダイナミック農法
ゾネントア社は有機栽培されたハーブのみを使用します。
さらに「バイオダイナミック農法(※1)」で栽培された原材料を可能な限り使用
月の運行に従いハーブを栽培し、良質の葉だけを手で丁寧に摘み取っています。
花や実、葉、根など植物のすべてを素材として採り入れます。
(※1)バイオダイナミック農法:天体の運行により播種や収穫時期を決めるなど、宇宙の自然のリズムに合わせた農作業が行われる農法です。
化学肥料や農薬を使わず、鉱物や動植物など天然成分でつくった調合剤を土に混ぜたり、散布したりして使う事で大地の力を引き出します。
自然のリズムを生かし、植物そのものの力を発揮させることで、生命力のある作物が育ちます。
顔の見える農家
契約農家は2種類。ゾネントア社の敷地内での農業を許可する場合と、国内外問わず、古くから続く農家と契約する場合があります。
海外の契約農家でも、毎年品質管理チームと代表のグートマンが確認をしに行き、管理しています。誰がどのように栽培しているか全て把握すること、農家の人たちとの交流を大切にしています。
保存料・人工香料をつかわない香り高いハーブ
手作業で収穫や加工を施されたお茶やハーブはとても質が高く、自然な香りがしっかりと残っています。
そのため、人工香料を使用する必要がありません。
また、ハーブを摘み取った後は瞬時に冷凍し、ガスによる殺菌や殺虫は一切行っておりません。
クオリティーの高いティーバッグ
ティーバッグ用のお茶は中身が見えないので、リーフティーには使えない粉状になったものを
使っていることが多いと言われています。
しかし、ゾネントア社のティーバッグはリーフティーと全く同じ品質のものを小さくして使用しています。
うっかりティーカップに入れっぱなしにしてしまっても渋くならずに美味しく飲めるのは、このティーバッグへのこだわりのおかげです。
パッケージ・商品の包装
ゾネントア社は商品の外箱やティーバッグの素材にもこだわっています。外箱の印刷には鉛フリーのインクを使用しています。また、外箱を包むフィルムも、生分解可能なセロファン素材を使用しており、燃えるごみとして捨てられます。土に埋めても4ヶ月で土に還ります。
ティーバッグは100%生分解可能な無漂白のバナナの繊維と木材のセルロース繊維、糸はオイルコーティングをしない無漂白オーガニックコットンを使用し、ホチキス止めなしで作られています。
地球にやさしいセロファンとして長年ご好評いただいてきましたが、よりサスティナブルな商品となるよう、2021年よりセロファンが廃止されることになりました。
セロファンなしでも安心して召し上がっていただけるよう、時間をかけて個包装を改良。個包装の内側に薄い植物性フィルムを塗ることで、ハーブティーの香りや味が保たれるようになりました。
(商品の切り替えは順次行っておりますので、混在する場合がありますがご理解の程お願いいたします。)
カーボンマイナス
ゾネントアでは、輸送時に排出する二酸化炭素の2倍を吸収できる量の木を植えています。
多くの企業はカーボンニュートラルを目標に掲げ、使われた分だけの木を植えています。しかしゾネントア社では、本来はカーボンマイナスが望ましいと考えているため、より積極的な取り組みを行っています。
フェアトレード
世界的なシステムとして認識される前からフェアトレード(公正な価格での取引)を導入しています。
しかしゾネントアでは、契約農家の方に直接還元したいという考えからフェアトレード認定はあえて取得しないポリシーを貫いています。